イチカラツクル 発酵食品

『ぬか床』を一から作る

ぬか床、美味いですね。日本の発酵食品バンザイです。

こちらは麹の発酵ではなく、乳酸菌の発酵です。

米ぬかから作る場合は、くず野菜を捨て漬けします。最初に漬け、ぬかに野菜の栄養分を移すとともに、

野菜についている乳酸菌によって菌の活動を促す必要があります。

こちら、作ってみて驚いたのが、市販の出来上がったぬか漬けの素を買って作ったのとは比べ物にならないくらい美味しいということ。

最初は他の人の手で後から自分の手で作るより、最初から自分だけの?菌で作るのとでは味が全く違います。

今までもおいしいと感じていたぬか漬けですが、より一層愛着もわき、美味しさも増しますので、ぜひ、ぬかを仕入れて最初から作ってみてください。

 

調理時間:10分  ※3日ほど寝かせる必要があります

ぬか床の材料

・米ぬか 350g
・水  280cc
・塩  45g
・昆布 5g

少し硬めですが、塩:水:ぬか の割合が 1.3:8:10の割合が理想です。

今回は少なめの量で作りました。ぬかが思ったほど多くなかったからですw。
ちなみに、ぬかも玄米から精米した時に残ったぬかを使用しています。

ぬか床の作り方

ベつに難しい作業も何もありません。厳密には25℃の気温で作るのが最適といわれていますが、

家の中で作るのであれば特に気にする必要はありません。

要は、全部の材料をまぜ、くず野菜をぶっこめば出来上がりです。

①ボウルにぬかと塩を入れ、水を注ぎます。

 

②底からしっかりと全体をよく混ぜ合わせます。

しっかり底から・・・・。急に子供の手かい!!

何やら最近妙なことに凝りだした親父の様子を見がてら、息子が手伝ってくれました。

③1㎝ほどに乾燥したままの昆布を切り、混ぜ合わせます。

 

写真には鷹の爪も見えますが、これはあってもなくてもよいです。

④くず野菜を入れ、ぬかで覆います。

 

覆いかぶせたら、隙間をなくすように拳で押し、空気を抜きます。
二日ほど放置し、底からしっかりと混ぜ合わせ、新たなくず野菜を入れ、さらに二日放置します。

これで完成。

一晩だけキュウリを漬けてみました。

後記

キュウリ、絶品です。

こんなにぬか漬けって旨かったっけ?と思うくらいです。

手間はかかりますが、ぬか漬けの素を買うよりは安く作れますよ。

こだわって作りたい場合は、

・ぬかの半分を炒る

・炒った大豆を入れる

・干し椎茸を入れる

・米麹を入れる

などのアレンジも可能でうま味も増します。

自分で一から作るぬか床、一度挑戦してみてください。

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